ワールドカップ・ブラジル大会で、ウルグアイのFW・ルイス スアレス選手の処分が検討されるようです。
理由は相手選手に対する噛みつき行為。
それも今回が初めてではなく3回目だとか。
スアレスがストレスで噛みつき!
殴るとか蹴るではなくて噛みつくとはかなり危険な選手です。
スアレス 噛みつき行為で国際サッカー連盟が処分
やり場のない悔しい自分の感情を表現する時に、子供は相手に噛みつくことがあります。
理解してもらえず、悔しくて、しかし上手く表現できずに噛みつく行為にでるのです。
この子供によくある行為をワールドカップのピッチでやってしまったウルグアイ代表のルイス・スアレス選手。
国際サッカー連盟は24日の1次リーグD組のイタリア-ウルグアイ戦で、イタリアのDFキエリーニ選手の左肩にかみついたとされるスアレス選手の懲罰を検討すると発表しました。
問題のシーンはイタリアのゴール前でDFと揉み合ったスアレス選手が突然”噛みつき”行為をしたこと。
規律委員会でかみついたことが認められれば、2試合から最長で2年間の出場停止処分が下される可能性があるそうです。
過去にもあったスアレスの噛みつき行為
スアレス選手はこれまでに2度、相手選手に噛みついたことで、出場停止処分を受けたことがあります。
2010年アヤックス時代には7試合の出場停止処分、2013年には所属しているリバプール対チェルシー戦でイバノビッチ選手の腕に噛みつき10試合の出場停止処分を受けている”噛みつき常習犯”
この時は試合後、自身のツイッターで
「言い訳のしようがない。イバノビッチとサッカー界に謝りたい」
と謝罪したようですが、またしても同じことをしてしまったのですね。
しかし今回は、イタリア・キエリーニ選手は
「(スアレスが)かみついてきた」
と主張していますが、スアレス選手は
「僕らはみんながサッカー選手でピッチで何が起こるか分かっている」
「(相手選手の)肩に当たったけど大したことじゃない」
と、よくあることで歯がぶつかっただけと主張しています。
そして、
「ピッチでは何百万っていうことが起こるもので、その一つ一つを調べていたらキリがない。それらはプレーの中で起こることでピッチの中でとどまるもの」
と、噛みつき行為を起こりうるハプニングとしてとらえているようです。
こんなスアレス選手を心理学者は、
「映像からすると、ボールを取ろうとしてブロックされたことによるフラストレーションや怒りを、反動的かつ衝動的にかみつくことで表している」
とスアレスの行動について指摘しています。
慢性の攻撃癖を持つ人には認知行動療法が効果的だそうで、怒りや不満状態にある際の認識力を高めていくことが必要となるそうです。
しかし試合中にとっさにでる行動をどうにかできるものでしょうか?
今回は分る中では3回目ですが、他にももっと若い頃や練習中などストレスを感じて同じ行動を繰り返しているのでは?と想像してしまいます。
何せコメントから反省の気持ちがないのですから。
処分が下れば決勝トーナメントに出場することはできないので、大きな損失を負う事で今までを深く反省してくれるといいのですが・・・。