決勝戦、中京大中京Vs日本文理
今まで高校野球でほとんど実績の無い新潟県勢がが勝ち進み、思いもしない夢を見ることができました。
しかし、あれからの新潟県の高校野球のレベルは変わることに。
そしてまた今年の夏の甲子園。
奇跡を生んだ日本文理の飯塚悟史投手が実力であることを証明します。
甲子園 新潟県勢の軌跡
今まで1回戦、2回戦敗退を繰り返してきた新潟県の代表が、初めてベスト8に勝ち進んだのは、昭和59年の夏の甲子園での新潟南高校。
その後また1回戦、2回戦敗退を繰り返し、平成18年選抜で、日本文理が2度目のベスト8に勝ち進みました。
古くは大正9年に長岡中がベスト8になりましたが、その時は1回勝っただけ。
大正15年にも、新潟商業がベスト8になりましたが、その時も1回勝っただけです。
平成18年の日本文理ベスト8後は、またしても新潟県勢は1回戦、2回戦での敗退を繰り返します。
しかし、平成21年奇跡が起こりました。
必死で闘い勝ち進んだ日本文理が何と決勝に進出。
期待していなかっただけに、新潟県民は何故か申し訳ない気持ち。(私もその一人)
しかし、決勝当日はもう異常なくらいの盛り上がり。
接客に係わる私の職場もお客様そっちのけでテレビにかじりつき。
諦めかけた9回の攻撃などはもう仕事どころではありませんでした。
※10対4の6点差を追いかけ、9回表に5点を取る猛攻。
近年は、水島新司さん「ドカベン」のモデルとして描かれた明訓高校か日本文理が甲子園出場を繰り返していますが、間違いなく全国でのレベルが上がっています。
平成26年 日本文理のエース飯塚悟史は日ハム・大谷の再来?
確実にレベルの上がっている新潟県代表。
強豪校への一極集中や、県外からの有力選手登用など理由はありますが、それは全国でも同じこと。
しかし今回注目の飯塚悟志投手は生粋の新潟県民。
新潟県直江津市(現・上越市)直江津中学出身。
140キロ台の速球にくわえ、フォーク、スライダー、カーブの球種持っています。
第44回明治神宮野球大会では、決勝戦で沖縄尚学に9対8で敗れましたが全国の準優勝。
2014年春の北信越大会では優勝。
実績抜群の日本文理。エースの飯塚悟志投手にはプロの注目も集まります。
しかし、注目されるのはそのピッチングだけではなく、長距離を狙えるバッティング。
そのバッティングはともするとピッチングよりも評価を得ていて、まるでファイターズの大谷選手さながらです。(少し言い過ぎ・・・?)
平成21年。日本文理は夏の甲子園、決勝で凄まじいドラマを演じました。
しかしそれは、チームの結束力と運。
それが奇跡を生みました。
今回は、チーム力はさることながら、スターとなりえる選手、”飯塚悟志投手”がいます。
こんな中心選手が今までの新潟の高校生にはいなかったことから、勝ち進んで目立って目立って目立ちまくって、より一層、新潟県の野球を盛り上げてくれるとうれしいです!!(県民より)