7月4日のワールドカップ準々決勝、ブラジル対コロンビアで、ブラジル代表ネイマールが腰椎骨折の怪我を負い、出場断念を余儀なくされました。
これによってブラジルは、エース不在の状態で世界一を目指すことに。
得点王もかかっていたネイマールの2014年ワールドカップはこれで終了となりました。
ブラジル対コロンビアでネイマール骨折!!
2014年ワールドカップは佳境を迎えています。
ベスト8には順当ともいえる強豪国が勝ち進み、スター選手たちの活躍に注目が集まります。
そんな中、得点王を争っていた開催国ブラジルのスター選手、ネイマールに不幸な事故が。
対戦相手コロンビアのDFファン・ス二ガに背後から膝蹴りを受け、ピッチに倒れ込んでしまうことに。
ブラジル監督 ルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、
「ネイマールは、いずれ狩られていた。過去3試合、同じことが起きていた」
とコメントしていたとおり、毎試合激しいチェックを受け、厳しい状況下にいました。
ネイマールを負傷させてしまったコロンビアのス二ガは、
「僕は誰かをケガさせようと意図したことはない。普通のプレーだった。僕は自分の国のユニフォームのためにプレーしていた。ケガをさせるつもりでプレーはしていない。自分のユニフォームを守るため、戦っていたんだ」
とコメントをいているとおり、みんな必死で闘っている中での不幸な事故としか言いようがありません。
ネイマールは今大会得点王を争っていて、対戦相手のコロンビア、ハメス・ロドリゲスの5得点を追う4得点を上げていました。
コロンビアが敗退したことで、ロドリゲスはこの試合で上げた得点を含め6得点で終わりましたが、今後試合が残されていたネイマールには、非常に悔しい結果。
お互い同じ22歳と言う若い年齢であることから、今後はライバルとして事あるごとに取り上げられるのでしょう。
ネイマールの怪我の状況は腰椎骨折と伝えられていて、全治までは4週間が必要となるようです。
とにかく復活できないほどの大きな怪我でなくて不幸中の幸い。
サッカー界の至宝ともなりうる人材に、大事がなくてひとまず安心。
ブラジル・ワールドカップ 優勝の行方
ネイマールが出場できなくなったことから、圧倒的にブラジルの形勢は不利となりました。
おまけにキャプテンのDF・チアゴ・シウバが累積警告で次戦の出場停止。
ビック・スター2人がいなくなったことで、開催国ブラジルは危機的状況。
ドイツは絶好調、アルゼンチンはメッシが圧倒的な存在感を、オランダもさすがの安定感。
ネイマール、チアゴ・シウバ抜きで次があるのか?
しかし、これがドラマとなる気がしませんか?
主役を失ったブラジルが、チームの団結力で勝利を重ね優勝。
会場、世界は感動の結末。
そんな結果が逆に見えてくる2014年ワールドカップ。