2010-01-06-151055[1]日本マクドナルドとファミリーマートが、

人気のチキンメニューを販売中止しました。

原因は仕入先である中国の食品会社が、使用期限切れの鶏肉を扱っていたため。

今回の問題による健康被害は現段階では認められないようですが、一体いつからこんなことに?

 

 

マックとファミマが使用していた中国の鶏肉

 

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日本では「安心して食べられる期限」として、長く保存ができない商品に対しての安心できる保存期間を使用期限(消費期限)として定めています。

中国でも当然、そういった観念はあるはずですが、この食品会社にはそういった認識が薄いようです。

 

問題の会社は「上海福喜食品」。

中国の国内で幾つもの大手ファーストフードチェーンに食材を収め、今回の問題でも中国国内で商品の販売中止(一部)が相次ぎ大きな問題となっています。

上海にあるケンタッキーやマクドナルドでは店頭で張り紙をし、商品の一部停止を顧客に告知。

この「上海福喜食品」の恐るべき体質は、中国のメディアで暴かれていて、会社全体の意識の低さを指摘されています。

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「上海福喜食品」の恐るべき体質

①使用期限を過ぎた食品を加工しなおして販売

②期限表示を書き換え

③従業員が床に落ちた肉を躊躇せず生産ラインに戻ている動画

④期限切れを知りながら問題ないと言う従業員

もうムチャクチャです。

これらは告発により映像やインタビューで明らかとなっていて、繰り返される中国の常識の無さに、海外はおろか中国国内でも多くの批判がうまれています。

 

マックとファミマへの影響は?

 

中国・上海の食品会社「上海福喜食品」との取引は、マクドナルドは2002年から、ファミマは今月(7月)から取引を始めたといいます。

マクドナルドに関しては、国内で使うナゲットの2割をこの会社から仕入れていたそう。

 

2002年から延々と十数年。

最初からそうだったのかは現時点わかりませんが、仮にそうだったとすると確立5分の1でナゲットを食べていた人は危険な肉を提供されていたのです。

これは「上海福喜食品」だけの問題なのでしょうか?

仕入先の実態をちゃんと調査した上での取引だったのか?

時間と共に変化した「上海福喜食品」だったとしても、それを定期的に調査はしなかったのか?

疑念を持ちながらも目をつぶったか、もしくは、チェックを怠っている企業体質なのか、マクドナルドにも大きな問題があると思います。

 

こんな事がわかったからには、ビーフは一体?バンズは?ポテトは実際何が入っている?

価格を落とすために食材はどこから仕入れているのか?

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食の安全を無視してまで、価格競争に励んでいるのでは?

これに関しては徹底的に調査して、消費者に安全を確約してほしいものです。

実際、今のままでは私は疑いの目で見てしまっています。