開会式は五輪の輪が一つ点灯しなかったハプニングから始まったソチ五輪。
そんなソチ五輪の競技で起きたハプニングを紹介します。
真剣だからこそ起こった偶然、珍事をどうぞ。
スノーボード男子スロープスタイルのほのぼの?
スノーボード男子スロープスタイルでの珍場面
昨季世界選手権覇者のローペ・トンテリ選手のスタート前の???
これからスタートというときに横で編み物をしているひとが・・・。
おまけにトンテリ選手に毛糸を持たせています。
隣で編み物をしているのはコーチで、トンテリ選手が緊張しないようにとのリクエストでやっていたそうです。
編み物自体は2016年のリオオリンピックに出場する選手に渡すため、フィンランドの選手達はみんな編み物をしているとか。
フィンランド人は編み物好きで、駅とか電車とかでも編み物をしているらしいですね。
今回のスノーボード男子スロープスタイルはコースの危険性から王者ショーン・ホワイト選手は欠場をしました。
危険視されたのはジャンプ台の大きさで、高く飛び出せるために見栄えはするけれど着地の衝撃は大きくなるそうです。
ローペ・トンテリも「楽しいだけではなく、安全であることも重要」と訴えていました。
そして今回のスノーボード男子スロープスタイルの結果は
1位 セージ コッツェンバーグ 米国 2位 ストーレ サンベク ノルウェー 3位 マーク マクモリス カナダ
そして、ローペ トンテリ選手は11位に終わりました。
危険なコースの難しさから実力は発揮できなかったようです。
スピードスケート女子3000メートルのあわやポロリ
スピードスケート女子3000メートルでの珍場面
開催国ロシアのメダリスト第1号となったスケートのオリガ・グラフ選手
滑り終わり観客の大声援に両手を上げて応えていますが、ユニフォームのファスナーが全開に!
あわや”ポロリ”となるところでした。
「私たちのユニフォームは、体にぴったり合っているので、私はユニフォームの下にはなにも着ません。試合が終わった後、そのことを忘れて、ファスナーを開けてしまいました」 と、競技後に語っています。
ロシア第1号となるメダル獲得に、本人も興奮していて忘れてしまったのですね。
この時グラフ選手は、自己ベストを出してのメダル獲得だったそうです。
アルペンスキー女子滑降での奇跡
アルペンスキー女子滑降での珍場面
ティナ・マゼ選手(スロベニア)と、ドミニク・ギザン選手(スイス)が1分41秒57で五輪アルペン史上初めての同タイム優勝。
100キロ以上のスピードで滑走して100分の1秒も変わらないなんて本当に奇跡のような出来事です。
ドミニク・ギザン選手は初出場だった前回バンクーバー五輪は滑降で棄権。
世界選手権は11年のスーパー複合4位が最高成績。
ワールドカップ(W杯)通算3勝。
伏兵的な存在でした。
ティナ・マゼ選手は2012~13年シーズンのワールドカップで23回優勝している本命選手。
スキー以外にも母国スロベニアでは、モデルや歌手活動をしているそうです。
2012年秋には、スロベニアで有名なアーチストのプロデュースによる「My Way is My Decision」という曲を発表しています。
この2人は競技以外でも仲の良い関係だそうで、この驚きの結果に2人ともうれしそうですね!!