と、ドラえもんのポケットから出てきたようなペンが登場しました。
「エコー・スマートペン」は学研が日本国内で独占販売をしている未来型のペン。
”スッキリ”でテリー伊藤さんが紹介していたこのペンの性能をチラッとお伝えします。
エコー スマートペンとは?
米国Livescribe社がつくった「エコー・スマートペン」
日本では、株式会社学研ホールディングスおよび株式会社学研教育出版が日本国内独占発売をしています。
世界で唯一、手書きの文字と音声を同時に記録してデジタル化することができるICT機器です。
全世界では150万本以上販売されていて、ビジネスマンや教育関係者から特に高い評価を得ているのだとか。
エコー スマートペンの特徴は?
1.専用ノートに書きながら周囲の音声を記録、書いた文字をタップするだけで再生
手書きの記録方式で、文字や絵、音声をデジタルデータにしてパソコンで管理することが出来ます。
しかも、書くと同時に音声も記録するので、書いた文字とリンクするそうです。
ノートに書かれた文字をタップすると、記録された箇所の音声を頭出し、書いた時の臨場感のまま再生します。
2.記録した手書き文字と音声をそのままデジタル化してパソコンで管理
専用ノートに書いた文字と記録した音声は、マイクロUSBケーブルでパソコンに接続すると、そのままパソコンで管理・編集することができます。
何冊ものノートを電子化して持ち歩くことができるうえに、テーマごとにノートを分けて書かなくても、必要なページだけを抜き出して編集したカスタムノートを作成することができます。
3.日本語OCRソフトで、手書き文字を検索、テキスト変換
付属の日本語OCRソフトで、手書き文字を日本語で検索することが出来ます。
さらに、ノートの手書き文字を素早くテキスト・データに変換することができますから、コピーしてメールや文書に利用することが出来ます。
4.音声付きPDFファイルやfacebookで、手書きノートを音声付きで共有
管理しているノートから任意のページを選んで編集し、音声付きPDFファイルを作成して保存することが出来ます。
この音声付きPDFファイルを電子メールに添付して、音声付きのノートを他人と共有することが出来ます。
また、facebookに直接投稿する機能もありますから、音声付きの手書きノートを仲間と簡単に共有することができます。
等々、色々な特徴がありますが、私のような庶民には少し難しい・・・。
そんなわけで、もっとわかりやすく驚く機能を紹介します。
1.ノートに書いた計算式を計算してくれる計算機能
専用ノートに、205×78=、などと書いたとすると、その答えを計算し本体にあるモニターに答えを表示してくれます!!
2.ノートに書いた鍵盤で演奏できるピアノ機能
専用ノートにピアノの鍵盤の絵を描いただけで、何とも不思議!!
鍵盤をタップすれば、ちゃんとピアノの音でその音階をだしてくれます!!
3.ノートに書いた文字を翻訳してくれる翻訳デモ(発音も聞ける)
専用ノートに書いた英文をこれもまた翻訳してしまいます!!
同時に発音まで聞けるそうです!!
何でペンにそんなことができるのか?
本当に不思議で不思議で???です。
ただ、このペンの機能を利用する為には、専用のノートが必須となります。
ノートの用紙は青みがかっていて、よく見ると細かなドットが印刷されているそうです。
ペンのみの機能と言うよりは、ノートのセンサー機能も手伝って初めて機能する仕組みになっているのでしょう。
そして色んな設定は、ノートの巻頭と巻末ページにパソコンのメニューのようなページが用意されていて、
ペン先でタッチすることで各種の設定が変更できる仕様となっています。
気になる本体の価格は、希望小売価格(税抜き)で、
2GBモデル:24,000円、4GBモデル:29,000円、8GBモデル:34,000円
専用のノートは、A5サイズが4冊で2520円、A4は4冊で3150円とそれなりの値段。
時代はどんどん「ドラえもんのポケット」を実現していきますね。
それと共に、人はどんどん頭を使う必要がなくなってくるようです。
あなたは今、このペンを必要としますか?