アイドル時代は、おっとり・ほのぼのとした可愛いイメージで人気だった桃子さん。プロゴルファーの西川哲氏との離婚をしてから、桃子さんは、高齢の母と、長男、長女の4人でシングルマザー生活を送っています。
西川氏からは慰謝料や養育費は一切受け取らなかった彼女の現在は?
難病と闘いながらも芸能活動
桃子さんは現在、『とくダネ!』(フジテレビ系)のコメンテーターを務めています。
まだ手のかかる子供達と足の悪い母親の介護があるので、非情に大変な状況だと思いますが・・・。
「とくダネ!」のHPでは桃子さんの意気込みが伺えるコメントが。
「女性として、また母親の視点で新しい情報を捉えたいと思います。大学院では仕事に活かせる様に『政策学』を学びました。政策問題にも皆様に有益なコメントを心がけます。」
桃子さんはいつの間にか大学院で修士課程を学んでいたのですね。
※2012年3月法政大学大学院政策創造専攻修士課程を修了。
そんな努力家の桃子さん。実は難病と闘いながらも頑張っているのです。
難病と言われる「シェーグレン症候群」
桃子さんは、早期発見だったため治療を早く始めることができたそうですが、
「シェーグレン症候群」とは原因不明の難病で、40~60歳の中年女性に多く発症することがある病。
別名”乾燥症候群”と呼ばれ、目や口が乾燥し、関節が痛むなど全身に症状が表れるといいいます。
「シェーグレン症候群発症」の原因は現在までに解明されておらず、完治は困難。
病気と上手く向き合いながら生活していかなければなりません。
現在も、通院と薬を服用しての生活が続いています。
しかし今の所、仕事や家事について病気の影響はなく過ごせているそうです。
芸能活動、子育て、母の介護、そして難病治療と闘いの日々でしょう。
政策学を修士した努力家
法政大学大学院の政策創造専攻修士課程で学んだのは、労働問題に強い疑問があったから。
労働問題への強い思いは、脳梗塞を患い左手足にまひが残る長女の子育てから培われたそうで、
「希望した学校に受け入れてもらえず就学がとても難しかった。国の政策や社会構造に疑問を持った」
と胸中を語っています。
現在は、NPO法人「キャリア権推進ネットワーク」理事にも就任。
自分の働き方を主体的に選べる「キャリア権」の普及を目指すために活動をしているそうです。
社会的弱者のための職業訓練の必要性を身近な問題として捉えるようになり、自身も特定疾患を患っていることから強い思いがあるのでしょう。
もう一つの顔は、短大の客員教授。
専門の雇用政策の知識を生かし、母校の戸板女子短期大の客員教授に就任しました。
母校では教壇に立ち、
「女性のキャリア・ラダー(キャリアの階段)」という講演を行いました。
「これからの時代の女性のキャリア」について、学生達に考える機会を与えていくことが目的です。
昔の菊池桃子さんからはとても想像できない現在の活動。
人は強い思いで、いくらでも前に進めるのですね。
そして、母を見て、子供たちもまた強く育つのでしょう。