簡単な手法で作成可能なことから話題となった万能細胞「STAP細胞」
注目のリケジョ”小保方晴子”さんのキャラクターもあって
検証などそっちのけで盛り上がっていました。
しかしここにきて小保方さんが、佐村河内氏に、
若山教授が新垣氏になってしまう恐れが!!
STAP細胞捏造の可能性大!
STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーのグループが、
あらゆる細胞に変化できる万能細胞の作製に成功したとして、
科学雑誌「ネイチャー」に発表した論文。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)よりも簡単な作成方法でできるため、
世界の注目を浴びました。
しかし今、この発見に大きな問題が浮上しています。
STAP細胞 論文取り下げか?
論文発表から、国内外の研究者による追試がなされていますが、
あちこちから「実験が再現できない」との報告が上がっています。
再現性が確認できないかぎり、「STAP細胞」は認められることはありません。
最近では、論文の”画像”に問題があるとされ、調査がすすめられていました。
そんな中、衝撃の事態が。
STAP細胞について、共同研究者の山梨大学の若山教授が、
「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」
として、論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたそうなのです。
若山教授は、
「論文の価値を高めようと、 簡単と強調しすぎたかもしれない。作製は難しいことは難しい」
と話したうえで、
「小保方さんと一緒に実験した時は作製できたが、山梨大に移ってからはあと一歩のところで作製できていない」
と明かしています。
若山教授とは?
若山 照彦
茨城大学、東京大学出身
生物学者
山梨大学生命環境学部附属ライフサイエンス実験施設長・教授。
日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、
文部科学大臣表彰科学技術賞、
材料科学技術振興財団山崎貞一賞等を受賞。
クローン細胞の研究で実績も信頼もある人物。
今回「STAP細胞」の共同研究者として協力し、今回の騒動に対しては、
「自分が担当した実験については正しいと信じているが、前提となるデータの信頼性に確信が持てなくなった。一体、なにが起こったのか科学的に検証することが論文の著者としての責任だと考えている。何より私自身、真実が知りたい」
として、原因の究明をするとしています。
ネットでの反響
今回の若山教授の発言で、ネットでは
「この若山教授っていう人がクローン細胞の研究で実績も信頼もある人だったので、この人が最後の砦だって言われてたんだよね」
「若山教授が共著者にいるからデタラメではないはず、と信じていた人は多かったと思うんだけど、彼が取り下げを提案したとなると、本格的にダメそうですね」
「自信満々だった若山教授…。いったい、この手の共同研究はどうやってすすめられているんだろうか」
などの声があがっています。
疑問なのは最後の意見で、
共同研究はどうやってすすめられているのか?
いまさらになって「STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」
などという発言は、この人は一体どんな関わりだったのか?
これだけの重大な発表に対し、
そんな薄っぺらな関わりだったのか?
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した山中伸弥・京都大教授は
「iPS細胞が世界で急速に普及したのは、 再現性が高く、どの研究室でも作製できたことが大きい。STAP細胞が 広く使われるようになるには、再現性の高さがポイントになる」
と以前に指摘をしていました。
現在は、理研、そして小保方さんの正式な発表は無し。
今後の動向が非常に気になります。
このままの流れだと、佐村河内騒動と似たようなことになるのでは!!