hitokoto-130825-01[1]村田諒太のプロ3戦目が2月22日にマカオで行われることが決まりました。
村田はこの一戦に向けて約1か月間、米国ラスベガスで合宿を行っています。
左で主導権を握り、得意の右を打ち込む形を完成させるため、100ラウンド前後のスパーリングをこなす予定だそうです。

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マカオ興行の試合予定は?村田の対戦相手は?

2月のマカオ興行のメインイベントでは王者ミゲル・バスケス(メキシコ)と挑戦者デニス・シャフィコフ(ロシア)によるIBF級ライト級タイトルマッチが行われます。

米国のケーブルテレビ放送局HBOや中国国営放送CCTV、メキシコのTVアステカといった世界各国主要放送局でオンエアされることが決まっているビッグマッチ。

その他には、村田と同じ元五輪金メダリストから、北京・ロンドン五輪ライトフライ級二冠のゾウ・シミン(中国)、ロンドン五輪ライトヘビー級金メダリストのイーゴリ・メホンツェフ(ロシア)が参戦します。

同じ元五輪金メダリストとしては負けられません!!

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村田の対戦相手として予定されているのは、今年40歳を迎えるブラジル人のカルロス・ナシメント

以前にWBOスーパーウェルター級の王座に挑戦(11回KO負け)したこともあり、32戦29勝(23KO)3敗のかなりの実力者。

「キャリアでも実績でも僕より上。初戦で東洋チャンピオン(柴田明雄戦)、2戦目(ピーターソン戦)でああいう(強い)選手、3戦目でもこの選手だったら中々自分でも厳しい道を歩いているなと思う」

と、村田自身も語るほど厳しい対戦相手であることは間違いありません。

それだけに、「この選手にこういうボクシングができるなら村田に可能性があるなと思ってもらえるような試合がしたい」

と 実力者相手に3連続KOで決め”世界”へ名乗りをあげる意気込みを見せました。

アマ時代の村田はプロ転向を完全否定していた

村田の金メダル獲得直後に協栄ジムの金平会長が、 契約金1億円のプロ転向オファーを出したことがあるそうです。

実際にオファーの電話をもらった村田はやんわり拒否し、村田はアマチュアのままでの引退するものと思われていました。

「プロを選ぶことで金メダルを汚すくらいなら 1億円なんていらない。まあ100億っていわれたら考えますけどね」

と答えたとおり、金メダルに対しての思い入れがかなり強い選手でした。

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そんな村田がなぜプロに転向したのでしょうか?

金メダルの獲得で「ボクシングはもういいかな」と思ったという村田。

その心が変わったのは、小学生を相手にするテレビ番組に出たことがきっかけとなったそうです。

自分が子供だった頃にプロになってラスベガスで試合をするという夢を思い起こし、

「ボクシングを始めたころの夢を忘れて生きていっていいのか?」

「フェリックス・トリニダードがラスベガスで戦っているのを見てボクシングを始めたので その姿を追いかけたい」

と、忘れていた夢を思い出し、夢をつかむための行動に出たのです。

そして日本人初の五輪メダリストでプロ世界王者へ

村田以前に日本の五輪メダリストでプロに転向したボクサーは3人。

しかしその3人ともプロの舞台では世界の頂点には立てませんでした。

3人の中でも1964年東京オリンピック・バンタム級金メダルの桜井 孝雄は、 世界バンタム級王座に挑戦し、2回に左カウンターで王者を倒し10回を終えた時点で3人のジャッジはいずれも49-47で桜井を支持。 しかしこの後、消極策をとり最終的に僅差判定負けを喫しました。

その後五輪での金メダリストが日本から出ていないこともあり、村田の存在は極めて貴重なもの。

「五輪金メダリストで プロでも世界王者という 日本で初めての挑戦をしていきたい」

最終目標を見据えた村田に迷う理由は何もありません。

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日本初の五輪メダリストでプロボクシング世界王者、それも金メダルとなると今後現れるかわからない存在。

「いつでも世界戦をできるように自分を高めたい」 と語る村田諒太は、ただ真っ直ぐに頂点を見つめています。

 

 

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