池谷兄弟が30年の確執を激白!弟・直樹が「兄を殺してやろうと…」
かなり穏やかではないこの2人が、TBS「私の何がイケないの?『芸能人禁断の家族問題SP』に出演しました。
傲慢な兄の仕打ちを次々と語る弟・直樹の気持ちは?
その真相と2人の関係は?
スーパースターとなった池谷幸雄とその弟・直樹
兄、池谷幸雄さんは1988年のソウルオリンピックで個人床、団体総合で銅メダルを獲得し、同じく出場した同級生の西川大輔と共に「清風コンビ」(清風高校)として一世を風靡しました。
それまでの体操選手には無いルックスから、体操という競技を若い女性たちにひろめた第一人者とも言えますね。
その頃は、今の内村航平選手よりももっと騒がれていた存在かもしれません。
22歳で引退後は、芸能活動を中心に、体操教室の”池谷幸雄体操倶楽部”を運営。
この体操倶楽部にはあの”村上茉愛”さんが所属している他、一線級の選手が多数在籍しています。
弟、池谷直樹さんは1995年に全日本選手権で総合9位、全日本学生選手権で総合3位に留まり惜しくも当時の世界選手権の出場権を逃したことがあります。
1997年の全日本社会人選手権では個人総合4位、鉄棒種目優勝の記録を残しましたが、お兄さんの栄光と比べれば確かに寂しい結果でした。
しかし、1995年から出演した「スポーツマンNo.1決定戦」のモンスターボックスで注目されるようになり、その後、記録となる23段跳躍を成功させ、番組の牽引役として活躍し、多くのスポーツ決定戦番組に出場してきました。
傍から見るとスポーツで成功した兄弟としかみえないのですが、
こんな兄弟2人にはいったいどんな確執があり、不仲となっていったのでしょうか?
池谷兄弟が不仲な理由とその真相
TBS「私の何がイケないの?『芸能人禁断の家族問題SP』の冒頭では、
「殺してやろうと思ったこともある」
と言う直樹さんに対し、
「そんなことを言うなら俺が殺す」
と返す幸雄さんに会場もかなり険悪なムードが漂っていました。
そんな気持ちにさせられた弟の直樹さんは、やりたい放題の兄に人生をメチャクチャにされたと訴えています。
兄の栄光の犠牲となった弟が兄への憎悪を語ります。
兄・幸雄さんは2度の離婚、隠し子騒動、詐欺で1000万円以上を失い、参院選に出馬するが落選など、数々の問題、話題をふりまいてきました。
そんな兄のせいで、弟・直樹さんは数々の悲しいい事件の被害にあっていたそうです。
①横暴な兄からの公開罵倒事件
兄・幸雄さんは中学1年で中学生体操界を全国制覇。
おとなしい性格の直樹が同じ体操を始めると、あからさまに傲慢な態度をとるようになったそうです。
「お前は下手くそ」「才能なんて1つもない」
王様気取りの兄から仲間の前で事あるごとに罵倒され続け、そのころから兄への嫌悪感が芽生え始めたそうです。
②横暴な兄のせいで壮絶なイジメ事件
横暴な兄が体操部の後輩たちにしたシゴキのせいで、直樹は人一倍厳しいシゴキを返されたそうです。
③サイン代筆事件
1988年ソウルオリンピック、兄・幸雄が高校生として初の銅メダルを獲得し、一夜にして国民的スターとなります。
朝から晩まで自宅にファンが殺到し、弟・直樹さんも家から出る事さえもできない状態。
毎日大量に届くファンレターからもその人気がわかります。
そんな兄からは、
「体操で結果が出せないんだから、これくらいしか役に立たないだろ!」
と大量の色紙を渡され、徹夜でサインの代筆をさせられていたそう。
④公開倒立事件
参院選の応援演説に駆り出されたときに、選挙カーの上で突然、倒立をさせられることに。
あまりの唐突さに動揺した直樹さんは、まったくバランスを取れなくなって倒立することができなかったそう。
これらが今回番組で訴えた事件だそうですが・・・。
番組の最後には2人のお母さんも出演し、兄・幸雄、弟・直樹について話していましたが、 単なる兄弟げんかの延長で、2人の関係は良くある”兄弟”の立場の強い兄、従うしかない弟の構図であって、それほどヤバイ関係では無いように思えました。
幸雄さんは色々大変そうですね。
これは自分が招いた結果ですからしょうがないでしょう。
方や直樹さんは、3人の男子をもうけ幸せそうに暮らしているようです。
今や体操クラブでは、昔と逆に、池谷幸雄は池谷直樹の”兄”と子供たちに言われるそうです。
耐えながらも”モンスターボックス”で成功した事と、直樹さんの人柄からくるところが今、認められているのでしょう。
最後にはお互い握手をして、ただの兄弟喧嘩として終了?
なんにしても「殺してやろうと・・」なんて、やぶさかでない事を言うからどれほど事かと思ってしまいましたね。
お2人さん、今後、兄弟喧嘩もほどほどに。